先月、産後2週間の妊婦さんを拝見しました❗
前日に入園式でローファーを履いたら、足が痛くて歩けなくなったとのこと。
出張診察で伺うと、さすが産後。骨盤が全体的に緩んでいました。
産後、特に3週間は、骨盤の緩みが強いため、極力動くのは控えた方が良い期間です。
ウォーターベッドで処置をして骨盤の緩みすぎをしめ、動きを滑らかにし、体操をしたら、
無事に痛みなく動けるようになりました✌
そして、翌週に確認のためまた出張診察に♪
体操もマメに行っており、産後3週間を越えて、ずっと動きやすくなったとのことでずいぶん良くなっていました。
その後、産後1.5ヶ月過ぎると、「もう大丈夫💨あぐらもかける❗」とご主人様に宣言できるほど良くなったとのことでした。
産後の骨盤の緩みは、時間の経過で自然に良くなるのでは、と思うかもしれません。
そういう方もいらっしゃるかと思いますが、現代人は戦後の文明の進化のため、驚くほど歩行する機会が減りました。そのため、普段の生活では適切に骨盤をしめ、きちんと動くようにできません。
ですので、産後初期に安全な方法で骨盤をしめることが、その後の生活に重要です。
その1番の方法は「さらし」です。
最近、某市立病院の助産師さんに骨格の勉強会をしているのですが、さらしの巻き方は、私が指導している巻き方とやや違うようです。
さらしも本当に安全に巻くには、骨盤診断をして、右巻きが良いか、左巻きが良いかを判断する必要があります。
でも、その巻き方がたとえ逆でも優しく巻けば効果はあります。
日本人の昔からの知恵、大切にしたいですね🎵
健康をプロデュース&コーディネート
Dr.かな